ぴったりを目指さない
足りないとか、届かないとか。このもどかしさを私は大事にしたいんだなと思ったこと。
友達からケーキを3個頼まれて、4個買って遊びに行った。
お店で4個お願いしたら、なぜか「〜の3個ですね」って言われちゃって、めげずに笑?4個頼んで詰めてもらった。
ケーキを持って向かった先、集まる人数は3人だったのに4人になってて、4人で1個ずつ食べた。
「3人って言ってたのに、なんで4個買ったの!?なんか見えたの??」
……なんとなく4個必要だなと思って4個にしたんだけど、そのとき同時に、4個必要だけど、3個でなんとかするのもいいな、ってぼんやり思ってた。
だから実は、ぴったりな数を揃えてしまった自分に、ほんの少しだけがっかりした。
4個必要だけど、3個でも大丈夫、それはそれでよかったねって、私はそんな風でありたい。
きれいにぴったり揃わない。
足りないとか、届かないとか、そういうもどかしさを味わいたい。
だから、余計なものを「手放す」「しない」風潮に、ちょっとだけモヤる。その方法で私もたくさん助けられたし、つらくて苦しくて、どうしていいかわからない人には、おススメの方法。
でも、物足りないんだな、私の場合。贅沢なヤツだな、と自分で思うけど笑。
あれだけ周りとの関係に苦しんで逃げて、そのたびに追いかけられて突き落とされた気分になっていたのに。
あれは自分から進んでやってたことだったと、いまは思うようになった。それと、苦しい攻撃を仕掛けてきたのは他人じゃなくて、自分だった、ということ。
攻撃を感じなくなったいまは、ズレや違いを感じることが生きがい。味わいたい。