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わからせてやりたい!症候群

私には、ものすごく苦手な人がいます。ひとり。
泣けるほど苦手。

たとえるならその人は、中高生にとっての「数学」みたいなもので。
数学自体には、いいとか悪いとかないけど、苦手な人、得意な人、特になんとも思わず付き合える人、いろいろ。そんな感じで。

で!も!私はすごく苦手!!

「数学」って聞くだけで、なんかいろんな感情がぶわっと吹き出す感じ。
「私、数学得意なんだ、面白いよね〜」って言う人がいたら、なんだか自分が否定されてる気がするし、
逆に?「私も数学苦手なんだよね~」とか言われても、そこに同調しそうになる私ってばダメ人間…とか凹んだりします。
(こじらせMAX!!)

私はその人に反応する(見る)ことで、いろんなことに気付かされてきました。
ああ私って、もっとテンポよく発言したいとか、周りを巻き込んで楽しくやりたいとか、そんなこと思って日々過ごしてる(けどできてない)んだな、と。

で、今日また気づいたことが。

その人が「数学」だとしたら、私は「漢文」(唐突にたとえ話に戻る)。
私は数学の問題を目の前にして、漢文がいかに素晴らしいかってわからせてやりたい!って、必死だったな、と。(※私は自分のことを素晴らしいと思ってることを告白します笑)

漢文が面白いって言ってくれる人そっちのけで、私は数学を説得することに、気持ちも時間も取られ続けてきました。
てか、そもそも数学を説得するってなによ?ね。


「誰と過ごしたいか、どんな時間を過ごしたいか」。
これ、最近たびたび言われて、グッときてる言葉。

そんなの答えはシンプル。決まってる。


アイツを説得しないと気が済まない!って気持ちはまだ残ってるけど(しつこい)、
そこに時間を使うのはやめます。

自分の素晴らしさのために(※恥の上塗り)、私は過ごしたい人と、過ごしたい時間を大切にしていきます。

これって排他的、閉鎖的なことだと思ってたけど、長い目で見るとたぶん逆。
私がこれまで以上に数学の良さに気付くのも、時間の問題かも、と思ってます。

Life is, Time is, ART.

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